teratotera

「人と人、街と街とをアートでつなぐ」 中央線沿線地域で展開するアートプロジェクト

TERATOSEA(テラトセア)
“Brackish Tomorrow”

TERATOSEAは、東南アジア諸国で活躍する注目の若手アーティストを招聘し、滞在および作品制作、そして発表までをサポートするTERATOTERAが新しく開始する国際アートプロジェクトです。SEAとはSouth East Asia(東南アジア)の頭文字であり、TERATOTERAと東南アジアをアートで繋いでいきます。
世界地図を開けば、東南アジア諸国と日本とは距離的に大変近く、経済だけでなく歴史的にも深いつながりのある国々が多く存在する地域です。ただ現代の日本において、そこで暮らす人々と出会うことやその文化を享受する機会は、決して多いとは言えません。TERATOSEAはそうした近くて遠い地域=東南アジアからアーティストを迎えいれ、制作だけでなく日々の生活を通じ、お互いの国の歴史や文化について、より深い理解を促そうという試みです。
第一弾となる今回は、タイのアーティスト、ターウィーパッ・プレーヌーン(通称:Yhod/ヨド)が、日本とタイの交友の歴史を題材とした作品を発表する展示「Brackish Tomorrow」を開催します。
1960年代、タイが食料不足で悩んでいることを知った魚類学者でもある当時皇太子だった天皇が、タイ国王にティラピアという魚を贈りました。それを機に、現在、東南アジア諸国では養殖されたティラピアが広く食されているそうです。今回ヨドは、このエピソードを原点とした作品を発表します。会期最終日には、タイをはじめとする東南アジアの政治経済を専門に研究されている法政大学法学部国際政治学科教授 浅見靖仁氏をゲストに招き、タイの情勢やアートについてのトークイベントを開催します。TERATOTERAでは初めての海外交流企画!ぜひお気軽にご参加ください。

yhod
Thawiphat Praengoen ターウィーパッ・プレーヌーン (Yhod:ヨド)
1981年10月8日生まれ
チェンマイ大学 臨床心理学で学士
チェンマイ大学 メディアアートデザインで修士を取得
タイの情勢や社会構造をテーマに、ユーモアかつ風刺的なエッセンスを入れたパフォーマンスやビデオドキュメンタリー、ライブなどを企画制作、またアーティストにとって表現の規制があるタイでアンダーグランドなイベントを多数コーディネートしている。

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浅見靖仁(あさみ やすひと)
1984年東京大学教養学部卒業
1988年タイ・タマサート大学大学院経済学研究科修士課程修了
2015年3月まで一橋大学大学院社会学研究科教授
2015年4月より法政大学法学部国際政治学科教授
2015年4月より日本タイ学会会長
専門は、タイをはじめとする東南アジアの政治経済。

開催概要

【展示】
日時:2017年2月1日(水)〜5日(日)12:00〜21:00
会場:Art Center Ongoing(東京都武蔵野市吉祥寺東町1-8-7)  
入場料:400円(セレクト・ティー付き)

【トークイベント】
2017年2月5日(日)17:00〜19:00
ゲスト: 浅見靖仁
参加費:1000円(1drink+入場料)予約不要・当日直接会場にお越しください。

【滞在期間】
2016年12月13日(火)〜2017年2月7日(火)

Art Center Ongoing

日本東京都武蔵野市吉祥寺東町1−8−7

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