teratotera

「人と人、街と街とをアートでつなぐ」 中央線沿線地域で展開するアートプロジェクト

西荻映像祭2016 —あなたとわたしの間のことー

西荻窪は、店主の趣味が凝縮された個人経営のお店が集まり、大型チェーン店の進出などで日々均一化していく東京の中でも、このまちならではの文化を保ち続けている地域です。本企画では、まちの文化とアートの関係性、その間に生まれる表現の可能性を探ることを目指しています。
「西荻映像祭2016 —あなたとわたしの間のことー」では、新進気鋭のアーティスト3組が、創業85周年のビリヤード場、旅の本のみを扱う本屋、クリーニング店のロッカールームを舞台に、新作の上映会を開催します!
参加アーティストは、個人的な経験や空想を足がかりに、自身の世界観を映像やインスタレーション作品で表現する林千歩、ある存在と存在との間に生まれる感情や関係性を作品を通して探る秋山由希、震災や自殺など、社会に蔓延る問題に向き合い、その現場を浮き彫りにする映像やインスタレーション作品を発表しているキュンチョメです。
個人の空想、コミュニティの中での自分、そして社会の中の個人、わたしたちを取り巻く様々な関係性のあり方を改めて考え直す機会となればと思います。
アーティストとお店との出会いから生まれた作品はわたしたちに何を見せてくれるのでしょうか?ぜひお楽しみください!

<上映予定作品>
林千歩:「林 千歩劇場『崖の上のティボリ』編」
chiho

秋山由希:「私がここにいない理由」
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キュンチョメ:「針と糸と」
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<参加アーティストプロフィール>
林千歩 
chiho_hayashi 
美術家。東京藝術大学油画科博士課程に在籍。過度なメイクを施した自身の身体を表象とし、様々なキャラクターに扮した自らを演ずる。無意識下を伏流するオブセッションに貫かれた諸相に、変身、あるいは脱皮が展開される。
映像を中心に写真・立体・平面・ダンス・パフォーマンスなど様々なメディアに展開する。
主な展覧会に、個展「パパ、ごめんなさい」(Art Center Ongoing/東京/2014)、「牛窓・亜細亜藝術交流祭」(岡山/2014)、「島からのまなざし」(東京都美術館・TWS/東京/2014)、「瀬戸内国際芸術祭」(小豆島/2013)、会田誠展「天才でごめんなさい」にてパフォーマンス(森美術館/東京/2012-13)、会田誠「美術であろうとなかろうと」展(TWS本郷/東京/2011)他多数。

秋山由希 
yuki_akiyama 
”人という存在と様々な関係”を主題とし、コミュニケーションと様々な言語やシステムを用いた映像作品を制作する。ビデオというメディアにおける「撮影者、被写体、観覧者の関係性」や、「視覚的・時間的構成や編集によってつくられる様々な次元」をベースに、肉体的・精神的共生と存在、それらとシステムの関係性を考察している。

キュンチョメ 
kyun-chome_s 
2011 年から活動している男女のアートユニット。メンバーはホンマエリとナブチ。
震災、原発事故、自殺、難民問題等が起こるシリアスな現場に詩的な行動やユーモアで切り込んでいく。

開催概要

日程:2016年9月9日(金)、10日(土)、11日(日)
時間:林千歩 @ ビリヤード山崎 18:00~21:00
   秋山由希 @ 旅の本屋のまど 19:30~22:00
   キュンチョメ @ フジクリーニング 17:00~20:00
会場:ビリヤード山崎(杉並区西荻北3-19-6)、
   旅の本屋のまど(杉並区西荻北3-12-10司ビル1F)、
   フジクリーニング(杉並区西荻北4-3-1)、  
入場料:無料

旅の本屋のまど

日本東京都杉並区西荻北3−12−10

フジクリーニング

日本東京都杉並区西荻北4−3−1

ビリヤード山崎

日本東京都杉並区西荻北3−19−6

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