teratotera

「人と人、街と街とをアートでつなぐ」 中央線沿線地域で展開するアートプロジェクト

TERATOTERA祭り2011 -post-
オーケストラTOKYO-FUKUSHIMA!

パフォーマンス

オーケストラTOKYO-FUKUSHIMA!は、アーティストの指揮のもと総勢200名が巨大オーケストラを奏でるというイベントである。参加アーティストは大友良英、原田郁子、七尾旅人、ピカ☆、ちんどんおてんきや、チャンチキトルネエド、深川バロン倶楽部。
そこに福島在住の演奏者や公募に応じた東京在住の一般参加者らが加わった。
10月23日、晴天に恵まれた日曜日の午後、井の頭恩賜公園に観客を含めると3000人もの人が集結。この日、この場所でしか生み出すことのできない音楽が奏でられ、東京と福島の人々がつながった1日となった。
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オーケストラTOKYO-FUKUSHIMA!の始まりは、大友良英を中心に8月15日に福島市で行われたイベント「フェスティバルFUKUSHIMA!」である。その中で、様々な楽器を持って集まった人々が、アーティストの指揮のもと即興でオーケストラを奏でるパフォーマンスが行われた。そして今回、東京と福島の人々が一緒になりオーケストラを奏でよう、という思いで行われた。
福島からの参加者約30人は、未来美術家の遠藤一郎のバス「未来へ号」に乗ってイベント前日に吉祥寺に到着した。オーケストラの当日は、午前中のリハーサルから大いに盛り上がりを見せていた。大友の合図によって、音を伸ばす長さが決められる。それ以外は、自由に思い思いの音を奏でるのみである。本番前のお昼休憩の時間も、井の頭恩賜公園のグランドには音楽が鳴り響いていた。
いよいよ14時を過ぎ、オーケストラはグランドを出て公園全域をパレードし始める。そしてたまたま公園にいた人たちの興味を惹きながら、またグランドへと集結し、最後に巨大オーケストラを奏でる。それはとても圧倒される光景であった。この日初めて集まった人々がひとつの音楽を奏でるという奇跡のような状況が広がっていた。アーティストの力と人々の力で、そこにはとても強いエネルギーが集まっていた。きっと、集まった人々は誰もが何らかのメッセージを受け取り、また自身の中になんらかの思いを抱いただろう。

開催概要

日時:2011年10月23日(日)
会場:井の頭恩賜公園[井の頭池~西園グランド]
参加アーティスト:大友良英、原田郁子、七尾旅人、ピカ☆、ちんどんおてんきや、チャンチキトルネエド、深川バロン倶楽部

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