後期の舞台となったのは東京の西の拠点、吉祥寺。
老舗映画館“バウスシアター”での現代アーティストによる映像作品上映や、豪華ゲストを多数招いた二つのシンポジウムに続き、『TERATOTERA祭り2012』のフィナーレを飾ったのは、吉祥寺を象徴する憩いの場/井の頭恩賜公園をメイン会場とした2日限りの野外アート展でした。総勢12組のアーティストが、秋空のもとアート、ダンス、音楽など、観るものを魅了する表現を展開し、吉祥寺の新しい祭典となりました。
老舗映画館バウスシアターを会場に、現代美術作家の映像作品を14日間オムニバスで上映しました。「NEO公共」をテーマに、11組の作家が独自の角度で作品に織り込んだ社会的メッセージを発信。Aプログラム、Bプログラムに分かれたレイトショーは、作家の個性が光る多種多様な表現を一度に見られる充実したプログラムでした。ご来場の皆様は映画館ならではの環境と内容で映像をじっくり味わっていました。(田中)
プログラムA
小鷹拓郎《こたか商店の最後の30日間》
柴田祐輔《Distance》
鈴木光《フクシマ-ベルリン》
Chim↑Pom《K-I-S-S-I-N-G》
COBRA《THE ANAL STAGE 1:宇宙と大統領とドーナッツ》
プログラムB
大木裕之《M・I →2012》
利部志穂《ママとハハ》
加藤翼《11.3 PROJECT》
山本高之《Facing the Unknown》
ALIMO《人の島》
NEO公共『MOVIE』トークショー 10月21日(日)
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