teratotera

「人と人、街と街とをアートでつなぐ」 中央線沿線地域で展開するアートプロジェクト

TERATOTERA祭り2011 -post-
TOKYO-FUKUSHIMA! LIVE!

音楽ライブ

10月29日夜、映画館「吉祥寺バウスシアター」にて、「TOKYO-FUKUSHIMA! LIVE!」が開催された。東日本大震災で被災した福島県の現実を見つめ、現地のメッセージを発信する「プロジェクトFUKUSHIMA!」と連携したプログラム。同プロジェクトの中核メンバーである遠藤ミチロウと大友良英、被災地を訪れ音楽活動を行っている七尾旅人の3人による一夜限りの音楽ライブが行われた。

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大友良英はギターとドラムによる即興の演奏。美しく穏やかな音色とどこか不穏なノイズが絡み合うさまは、平穏な日常に戻ったかにみえる東京と、いまだ先行きの見えない日本の未来とを思わせるものがあった。

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七尾旅人は、被災地を訪れるなかで生まれた新曲を、アコースティックギターやギタレレの演奏とともに歌い上げた。福島の農家の方との交流など、エピソードをまじえながら披露される優しいメロディーは、じわりと心に染み入った。

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遠藤ミチロウは故郷福島に暮らす母親への想いや、原発問題への憤りを表現した楽曲などを披露。ギター1本にのせた、言葉にならない想いまでも感じられる力一杯の歌声が会場を満たした。
ミュージシャンとして現在の東京・福島に向き合う彼らの三者三様の想いが響き合った濃密な空間の余韻を残し、約1時間半の公演が幕を閉じた。

開催概要

日程:2011年10月29日(土)
会場:吉祥寺バウスシアター
参加アーティスト:遠藤ミチロウ、大友良英、七尾旅人

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